イタリア旅行の醍醐味といえば、やはりショッピング!でも、どのモールに行くべきか迷っていませんか?ミラノの高級ブランド街も素敵ですが、実は地元イタリア人に愛される大型ショッピングモールこそが、本場のファッションを日本より30〜70%もお得に手に入れる秘密の宝庫なんです。
地中海の陽光が降り注ぐ開放的なモールで、本場のエスプレッソを楽しみながら、イタリア人のように優雅にショッピング。革製品や地元ブランド、そしてお土産にぴったりの食材まで、すべてがリーズナブル。
さらに免税制度を活用すれば、あの憧れのブランドバッグも夢じゃない!この記事では、北部の洗練された施設から南部の陽気なモールまで、イタリア全土のおすすめショッピングスポット15選をご紹介します。
イタリアのおすすめショッピングモール15選
イタリアは「ファッションの国」として知られていますが、その魅力を存分に楽しめるのがショッピングモールです。歴史ある街並みに溶け込む近代的な施設から、郊外の広大な敷地に建つアウトレットまで、様々なタイプのショッピングスポットが点在しています。
国内外のラグジュアリーブランドはもちろん、イタリアならではのローカルブランドや食品まで、多彩な商品を一度に楽しめるのが魅力です。この記事では、イタリア旅行でぜひ立ち寄りたいおすすめのショッピングモール15選をご紹介します。
地域別の特色や利用方法まで詳しく解説していきましょう。
イタリアでショッピングを楽しむ魅力とは?
イタリアでのショッピングは単なる買い物以上の文化体験です。世界的に有名なファッションブランドの本拠地として、最新トレンドや本物のイタリアンスタイルに直接触れられることが最大の魅力と言えるでしょう。日本では手に入りにくい商品やイタリア限定アイテムも数多く、特に革製品や靴、アクセサリーなどは職人技が光る逸品ばかり。
さらに本場のエスプレッソを楽しみながらの休憩時間や、モール内のトラットリアでの本格イタリア料理など、ショッピングの合間の楽しみも充実しています。また、免税制度を利用すれば日本よりもお得に買い物ができることも見逃せないポイント。
イタリアの人々の温かさや陽気さに触れながら、ゆったりとした時間の中で買い物を楽しむ贅沢な体験ができます。
イタリア全土で人気のショッピングモールTOP5
イタリア全土には数多くのショッピングモールがありますが、規模や品揃え、アクセスの良さなどを総合的に判断して、特に人気の高い5つの施設をピックアップしました。これらのショッピングモールは、いずれもイタリアならではのブランドや商品が豊富に揃い、レストランやカフェなどの飲食施設も充実しています。
各都市を訪れる際は、ぜひとも足を運んでみてください。それぞれの特徴や魅力を詳しく見ていきましょう。
ミラノ・フィオリ・ショッピングセンター(ミラノ)
ミラノ南部に位置するミラノ・フィオリ・ショッピングセンターは、地下鉄でアクセスしやすい便利な立地が魅力です。約160もの店舗が集まる大型モールで、イタリアを代表するブランド「OVS(オーヴーエス)」や「Intimissimi(インティミッシミ)」をはじめ、カジュアルからエレガントまで幅広いファッションを取り揃えています。
特に地元イタリア人にも人気のCOIN(コイン)百貨店では、リーズナブルながら質の高いイタリアンブランドを見つけることができるでしょう。フードコートには本格的なピッツェリアやジェラート店が並び、買い物の合間に本場のイタリア料理を楽しめるのも嬉しいポイント。
週末には特設イベントも開催され、地元の人々で賑わう活気ある雰囲気を体験できます。ミラノ観光の合間に気軽に立ち寄れる、観光客とローカルが交差する理想的なショッピングスポットです。
ポルタ・ディ・ローマ(ローマ)
ローマ北東部に位置するポルタ・ディ・ローマは、イタリア最大級のショッピングモールとして知られています。広大な敷地に約220もの店舗が軒を連ね、ファッション、家電、スポーツ用品から食品まで、あらゆるジャンルの買い物が一カ所で済ませられる利便性が魅力です。
Apple Store(アップルストア)やZara(ザラ)などの国際ブランドはもちろん、「Calzedonia(カルツェドニア)」や「Carpisa(カルピサ)」といったイタリアならではのブランドも充実しており、現地価格でのショッピングを楽しめます。館内は明るく開放的な設計で、歩きやすい導線も好評。
広々としたフードコートでは、手頃な価格で本格的なイタリア料理が味わえるため、一日中滞在しても飽きることがありません。ローマ市内からは専用シャトルバスも運行しているので、観光の締めくくりに訪れるのがおすすめ。
永遠の都での思い出に残るショッピング体験ができる場所です。
グラン・ショッピング・レ・グル(ボローニャ)
北イタリアの美食の街ボローニャにあるグラン・ショッピング・レ・グルは、洗練されたデザインの建物が印象的なショッピングモールです。ボローニャ中央駅から車で約15分という好立地にあり、約150店舗が集結しています。
特筆すべきは食品フロアの充実ぶりで、エミリア=ロマーニャ州の名産品であるパルミジャーノ・レッジャーノやバルサミコ酢、生ハムなどを専門に扱うショップが並んでいます。ファッションフロアではMAX&Co(マックスアンドコー)やブルーノ・マリといった地元発のブランドも多く、イタリアらしいエレガントなスタイルを手に入れられるでしょう。
モール内のレストランでは本場のタリアテッレやラザニアといったボローニャ料理も味わえます。地方都市ならではの落ち着いた雰囲気の中、ゆったりとショッピングを楽しみたい方におすすめ。
観光客が少なく、より本物のイタリアを感じられる穴場的存在です。
IL CENTRO(イル・チェントロ)(ミラノ近郊)
ミラノ北西部のアレーゼに位置するIL CENTRO(イル・チェントロ)は、2016年にオープンした比較的新しいショッピングモールながら、すでにイタリア有数の人気施設となっています。約200店舗が入る広大な敷地は、環境に配慮した最新設計で、自然光を取り入れた明るく快適な空間が特徴です。
Prada(プラダ)やGucci(グッチ)などのラグジュアリーブランドから、国内外のカジュアルブランドまで幅広く展開しており、特にPrimark(プライマーク)などのファストファッションはリーズナブルな価格で人気を集めています。館内には本格的なレストランが多数あり、北イタリアの郷土料理を楽しめるのも魅力のひとつ。
ミラノ中心部からはシャトルバスが運行しており、アクセスも便利です。週末にはファッションショーやワークショップなどのイベントも開催され、一日中楽しめる複合施設として地元の人々にも愛されています。
エウロマ2(ローマ)
ローマ南部に位置するエウロマ2は、洗練された内装と豊富な店舗数で人気を誇るショッピングモールです。約230店舗が集まる広大な施設内は、古代ローマを思わせる柱や噴水などのデザイン要素が随所に配置され、ショッピングしながらもイタリアの美意識を感じられる空間となっています。
ファッションフロアでは「Furla(フルラ)」や「Liu Jo(リュー・ジョー)」といったイタリアミドルブランドが充実しており、日本より手頃な価格で購入できるのが魅力的。また、大型スーパー「Panorama(パノラマ)」では、オリーブオイルやワイン、パスタなど、お土産にぴったりの食材が豊富に揃っています。
最上階には映画館もあり、イタリア映画の鑑賞も可能。地下鉄B線のEUR Palasport駅から徒歩圏内という好立地も人気の理由です。現地の人々の日常に触れながら、本場のイタリアンライフスタイルを体験できる、観光客にもおすすめのスポットとなっています。
地域別!イタリアのおすすめショッピングモール
イタリアは北部、中部、南部で気候や文化、食が大きく異なり、それぞれの地域性がショッピングモールにも表れています。北部は国際的で最先端のファッションが集まる洗練された施設が多く、中部は伝統と革新が融合した独創的なモール、南部は地中海の明るい雰囲気を反映した開放的な施設が特徴です。
旅行先に合わせて、その地域ならではのショッピングモールを訪れることで、より深くイタリアの多様性を感じることができるでしょう。それでは地域別のおすすめショッピングモールを具体的に見ていきましょう。
北イタリアの高級ブランド揃いのショッピングスポット
ファッション産業の中心地でもある北イタリアのショッピングモールは、最新トレンドと高級感が特徴です。特にミラノ郊外の「Scalo Milano(スカロ・ミラノ)」は、イタリアデザイナーのアウトレットが集結する洗練された空間で、Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)やVersace(ヴェルサーチ)などのラグジュアリーブランドが通常より30~70%オフで購入できる穴場スポットとなっています。
また、トリノにある「Le Gru(レ・グル)」は北イタリア最大級の広さを誇り、ピエモンテ州の食材専門店も充実。アルプスの恵みを受けた高品質なチーズやワインを手に入れられます。
ヴェネツィア近郊の「Nave de Vero(ナーヴェ・デ・ヴェーロ)」は水の都を思わせる洗練されたデザインが魅力で、Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)などヴェネツィア発祥のブランドショップも。北イタリアのモールでは、エレガントな装いのイタリア人ショッパーの姿も必見です。
セレブリティの購入品と同じアイテムに出会えるかもしれません。
中部イタリアで見つける伝統と革新が融合したショッピングモール
芸術と歴史の宝庫である中部イタリアのショッピングモールは、伝統工芸と現代デザインが共存する独特の魅力があります。フィレンツェ近郊の「I Gigli(イル・ジリ)」は、トスカーナ地方最大のショッピングモールで、革製品の専門店が充実しているのが特徴。職人技が光る上質な革靴やバッグを、工房よりリーズナブルな価格で購入できます。
また、ペルージャの「Collestrada(コッレストラーダ)」では、ウンブリア州の名産品である陶器や手織物のショップが軒を連ね、現代的なデザインながらも伝統技術を活かした商品が豊富に揃っています。シエナ近郊の「Valdichiana Outlet Village(ヴァルディキアーナ・アウトレット・ヴィレッジ)」は、中世の町並みを模した独創的な設計が印象的で、ショッピングだけでなく建築としても見応えがあるスポット。
中部イタリアのショッピングモールでは、その地域ならではの工芸品や食材をモダンな空間で効率よく探せるという利点があり、限られた旅行時間を有効に使いたい方に最適です。
南イタリアで地中海の雰囲気を楽しめるショッピング施設
温暖な気候と陽気な人柄で知られる南イタリアのショッピングモールは、明るく開放的な空間設計が特徴です。ナポリ近郊の「Centro Commerciale Campania(チェントロ・コメルチャーレ・カンパーニア)」は、南イタリア最大級の規模を誇り、地中海をテーマにした内装と吹き抜けの天井が印象的。カンパニア州名物のリモンチェッロやモッツァレラチーズの専門店も充実しています。
バーリの「Bariblu(バリブルー)」は、プーリア地方の白い街並みを思わせる外観が美しく、地元オリーブオイルや手作りパスタの店が人気を集めています。シチリア島パレルモの「Forum Palermo(フォーラム・パレルモ)」では、島特有の陶器や伝統菓子を扱うショップも多数。
南イタリアのモールは北部に比べてカジュアルなブランドが中心ですが、地元の人々の温かさと活気ある雰囲気を肌で感じられるのが魅力です。買い物の合間には本場のエスプレッソを楽しみながら、イタリア人の日常に溶け込むようなアットホームな時間を過ごすことができるでしょう。
イタリアのアウトレットモール5選
イタリアには世界中からショッピング客が訪れる一流のアウトレットモールが点在しています。これらの施設では、イタリアを代表する高級ブランドから地元デザイナーの商品まで、通常価格より大幅に割引された価格で購入することができます。
都市部のショッピングモールとは異なり、郊外の広大な敷地に建設されていることが多いのが特徴です。専用シャトルバスが主要都市から運行されているので、レンタカーがなくても訪問が可能。
イタリアならではのブランド品をお得に手に入れたい方は、ぜひアウトレットモールを旅程に組み込んでみてください。
セルヴァッレ・デザイナー・アウトレット(ミラノ近郊)
ミラノから約40kmに位置するセルヴァッレ・デザイナー・アウトレットは、北イタリアの小さな村をイメージした可愛らしい外観が特徴です。Prada(プラダ)やGucci(グッチ)、Armani(アルマーニ)など、約180のイタリア高級ブランドが集結し、通常価格から30~70%オフで購入できるため、世界中のファッション愛好家が訪れる人気スポットとなっています。
屋外型の施設ながら、雨天時でも快適に買い物できるよう通路は屋根付きで設計されており、四季を通じて利用しやすいのが魅力です。館内には本格的なトラットリアやカフェも数多くあり、地元ロンバルディア州の料理を味わいながら休憩することができます。
特に平日の午前中は比較的空いているので、ゆっくりとショッピングを楽しみたい方におすすめ。ミラノ中央駅からは直通シャトルバスが運行されているため、アクセスも便利です。
本物志向の方にとって、見逃せないショッピングスポットと言えるでしょう。
カステル・ロマーノ・デザイナー・アウトレット(ローマ近郊)
ローマから車で約30分、フィウミチーノ空港からも近いカステル・ロマーノ・デザイナー・アウトレットは、古代ローマの街並みを模した独特の建築様式が魅力です。Fendi(フェンディ)やValentino(ヴァレンティノ)など、約150のイタリアンラグジュアリーブランドが軒を連ね、最大70%オフという破格の価格で買い物ができます。
特に靴やバッグなどの革製品は、品質の高さと価格のバランスが優れており、観光客からの評価も高いです。敷地内は緑が多く配置され、ローマの喧騒を忘れさせるリラックスした雰囲気の中でショッピングを楽しめるのも特徴。
レストランエリアでは、ラツィオ州の郷土料理からインターナショナルな料理まで幅広いメニューが揃い、家族連れにも人気です。ハイシーズンは混雑するため、事前にVIPカードを取得しておくとスムーズ。
ローマ観光の最終日に立ち寄る方も多く、イタリア土産の調達にぴったりのスポットです。
モールアウトレット・バルベリーノ(フィレンツェ近郊)
フィレンツェから約30kmに位置するモールアウトレット・バルベリーノは、トスカーナの田園風景に溶け込むような温かみのある建築デザインが特徴です。Gucci(グッチ)やSalvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)など、フィレンツェ発祥のブランドを中心に約120店舗が集まり、トスカーナならではの革製品や宝飾品が豊富に揃っています。
特に他のアウトレットにはない「The Mall(ザ・モール)」というラグジュアリーブランドの専門セクションがあり、より厳選されたコレクションを見つけられるのが魅力的。施設内は比較的コンパクトにまとまっているため、半日程度でも効率よく買い物ができます。
フードコートではトスカーナワインと地元の食材を使ったメニューが楽しめ、買い物の疲れを癒してくれます。フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からは直通バスが出ており、自力でのアクセスも容易。
美術館巡りの合間に気分転換として訪れるのもおすすめです。芸術の都での思い出とともに、上質なイタリアブランドをお得に手に入れられる理想的な場所と言えるでしょう。
イタリアのショッピングモールでお得に買い物する方法
イタリアのショッピングモールでは、知っておくと便利なお得情報がたくさんあります。特に日本人旅行者にとって大きなメリットとなるのが免税制度で、一定金額以上の買い物をすれば、消費税に当たるVAT(付加価値税)が還付されます。
また、イタリアの店舗には日本とは異なる営業時間やセール時期があり、これを把握しておくことで混雑を避けつつ効率よく買い物を楽しめます。さらに、多くのモールでは割引クーポンやメンバーシップカードなどの特典も用意されています。
これらの知識を活用して、イタリア滞在中にスマートなショッピングを楽しみましょう。
知っておきたい!免税制度の活用法
イタリアでのショッピングを特にお得にする最大の秘訣は、免税制度の活用です。EU圏外からの旅行者は、一度の買い物で154.94ユーロ以上使うと、その商品にかかるVAT(付加価値税:約22%)の払い戻しを受けることができます。この制度を利用するには、店舗で「Tax Free(タックスフリー)」フォームを記入してもらい、出国時に空港の税関窓口でパスポートとともに提示する必要があります。
特に高額な買い物をする場合、この手続きで数千円から数万円もの節約につながるため、非常にお得です。ただし注意点として、商品は未使用の状態で税関審査を受ける必要があり、手荷物に入れる場合はすぐに取り出せるようにしておくのがポイント。
また、最近では「Tax Free」の電子申請システムを導入している店舗も増えており、手続きがより簡素化されていますが、すべての店舗で対応しているわけではないので事前に確認が必要です。
帰国前のスケジュールに余裕を持たせ、確実に還付を受けられるよう計画しておくことがおすすめです。
ショッピングモールの営業時間と閑散期の狙い方
イタリアのショッピングモールを最大限に楽しむためには、営業時間と閑散期を把握しておくことが重要です。一般的に、イタリアのショッピングモールは平日が10:00~21:00、土日が9:00~22:00の営業が多いですが、地域や季節によって異なる場合もあります。
特に注意したいのは、イタリアではフェスタ(祝祭日)が多く、突然の休業や営業時間短縮があることも。事前に公式サイトで確認しておくと安心です。混雑を避けたいなら平日の午前中がベストタイミング。
特に火曜日と水曜日は比較的空いていることが多いようです。また、大型セールは年に2回、冬は1月初旬から、夏は7月初旬から約6週間行われるため、この時期に合わせて旅行を計画すると大幅な割引を狙えます。
逆に避けたほうがいいのは、8月中旬のフェラゴスト(夏季休暇)と日曜日。多くのイタリア人が家族で訪れるため、非常に混雑します。時間帯としては、イタリア人の昼食時間(13:00~15:00)が比較的空いているので、この時間を狙うのも一つの方法です。
ローカルブランドを探すコツ
イタリアのショッピングモールで本当の掘り出し物を見つけたいなら、世界的に有名なブランドだけでなく、地元で愛されるローカルブランドに目を向けることがおすすめです。これらのブランドは高品質でありながらも比較的リーズナブルな価格設定で、イタリアらしいデザインや素材にこだわった商品を展開しています。
見つけ方のコツとしては、まずモール内の中小規模の店舗に注目すること。「Made in Italy(メイド・イン・イタリー)」のタグがついている商品は、素材から製造まで全てイタリア国内で行われていることを示す品質の証です。
店員さんに「地元のおすすめブランドはありますか?」と尋ねてみるのも有効。多くの場合、親切に案内してくれるでしょう。また、各地方特有のブランドもあり、例えばフィレンツェなら革製品、ムラーノならガラス製品など、地域の特産品を専門としたショップを見つけられることも。
言葉が通じない場合でも、商品の品質や職人技は一目瞭然。手に取った時の感触や細部の仕上がりをチェックすれば、本物の良さが伝わってきます。旅の思い出として長く愛用できる、唯一無二のアイテムとの出会いが待っているはずです。
イタリアのショッピングモールで買うべきおすすめ商品
イタリアのショッピングモールを訪れる際には、何を買うべきか事前に把握しておくと効率よく買い物を楽しめます。特に日本では入手困難、または高額なイタリアならではの商品をセレクトして購入すれば、旅の思い出として長く愛用できるでしょう。
有名ブランドの本場ならではのデザインや限定商品、職人技が光る革製品、そして本場の食材など、イタリアのショッピングモールは宝の山です。価格帯や好みに合わせて、イタリア滞在中にゲットしたいアイテムをチェックしていきましょう。
本場で手に入れるイタリアファッションブランド
イタリアと言えばファッション大国。その名に恥じないブランドの数々が、本国では驚くほどリーズナブルな価格で手に入ります。特に「MAX&Co(マックスアンドコー)」や「Furla(フルラ)」といった中価格帯のブランドは、日本での販売価格と比べて30~50%も安く購入できることも。
また、世界的に有名なラグジュアリーブランドでも、イタリア国内限定カラーやデザインが存在し、他の旅行者と被りにくいアイテムを見つけられるのも魅力です。特におすすめなのが「OVS(オーヴーエス)」や「Coin(コイン)」といったイタリアのSPA系ブランド。
高品質な素材と洗練されたデザインながら、驚くほどリーズナブルな価格設定で、現地のファッショニスタたちも愛用しています。また、「Calzedonia(カルツェドニア)」や「Intimissimi(インティミッシミ)」などの下着・レッグウェアブランドも、デザイン性と機能性を兼ね備えた商品を展開。
日本ではあまり見かけない色やデザインも豊富で、普段使いからギフトまで幅広く活用できる逸品です。イタリア人のセンスが光るアイテムは、帰国後もワードローブの主役となるでしょう。
イタリアならではの革製品と靴
イタリアの伝統工芸として世界的に高い評価を受けているのが、革製品と靴です。特にフィレンツェやミラノを中心に発展した革工芸は数百年の歴史を持ち、その職人技が現代のファッションアイテムにも活かされています。
ショッピングモール内では「Pollini(ポリーニ)」や「Furla(フルラ)」といったブランドの革製品が人気で、しなやかさと耐久性を兼ね備えた上質な素材感が魅力です。特に財布やベルトといった小物は、日常的に長く使えるため、自分へのご褒美にもぴったり。
また、イタリア靴の代名詞「Geox(ジェオックス)」や「Nero Giardini(ネロ・ジャルディーニ)」は、スタイリッシュなデザインと履き心地の良さを両立しており、観光で歩き回った後でも足が疲れにくいと評判です。
購入時のポイントは、必ず「Vera Pelle(ヴェラ・ペッレ)」(本革)表記を確認すること。また色の経年変化も味わいになるため、派手すぎないデザインを選ぶと長く愛用できます。価格帯は日本の3分の2程度で購入できることが多く、品質との釣り合いを考えると非常にお買い得。
一生ものの革製品を求めるなら、イタリアは最適な購入地と言えます。
帰国後も楽しめるイタリア食材とお土産
イタリアのショッピングモールは、ファッションだけでなく本場の食材を手に入れる絶好の場所です。特に大型モール内のスーパーマーケットでは、現地価格で品質の高い食材が豊富に揃っています。特におすすめなのが、高品質なエキストラバージンオリーブオイル。
トスカーナやシチリア産など地域によって風味が異なり、日本で購入するより半額程度で手に入れられます。パスタも種類が豊富で、日本ではあまり見かけない形状や地方特産のものが充実。
また、イタリア各地の塩や乾燥ハーブ、トリュフ塩などの調味料も軽量で持ち帰りやすく人気です。チョコレートやクッキーなどのお菓子も地方色豊かで、パッケージのデザインも美しいものが多いため、ギフトとしても喜ばれます。
購入する際は賞味期限と日本への持ち込み制限に注意が必要。特に生ものや肉加工品は規制があるため、事前に確認しておくことが大切です。日持ちするドライ食材を中心に選べば、帰国後もイタリアの味を再現でき、旅の思い出を食卓で楽しむことができるでしょう。
イタリアのショッピングモールへのアクセス方法
イタリアでショッピングを楽しむ際、最初の関門となるのがアクセス方法です。イタリアのショッピングモールは大きく分けて二種類あります。一つは都市部に位置する施設で、公共交通機関でアクセスしやすいものです。
もう一つは郊外に建つ大型施設で、専用シャトルバスが運行されています。イタリアは公共交通機関が発達していますが、日本と異なる点も多いため、事前に移動手段を確認しておくことが大切です。
言葉の壁があっても問題なく目的地にたどり着けるよう、具体的なアクセス方法を見ていきましょう。
主要都市からのアクセス手段
イタリアの主要都市からショッピングモールへのアクセス方法は多様で、旅行スタイルに合わせて選ぶことができます。都市部のモールであれば、地下鉄やトラムが便利で、例えばミラノの「IL CENTRO(イル・チェントロ)」へは地下鉄M1線からシャトルバスが運行されています。所要時間は約30分と、観光の合間に立ち寄れる距離です。
郊外型の大型モールやアウトレットには、主要駅や観光スポットから直通シャトルバスが出ていることが多く、ローマのカステル・ロマーノへはテルミニ駅から1時間に1本程度のペースで運行されています。これらのシャトルバスは予約不要で乗車でき、往復チケットは通常10〜20ユーロ程度です。
より自由に移動したい場合は、タクシーやレンタカーの利用も可能。特に複数人での旅行ならタクシーは意外とリーズナブルで、4人で利用すれば一人あたり公共交通機関と大差ない場合も。
また最近ではUber(ウーバー)が主要都市で利用可能になり、言葉の心配なく移動手段を確保できるようになっています。旅行シーズンは混雑するため、特にシャトルバスは早めの時間帯を選ぶと安心です。
公共交通機関の利用方法
イタリアの公共交通機関は比較的発達していますが、日本と異なる点も多いため、ショッピングモールへ向かう際の基本的な利用方法を把握しておくと便利です。まず、チケットは事前購入が基本。駅構内のキオスクやタバッキ(タバコ屋)で購入できます。
近年は自動券売機も増えており、英語表示に切り替えられるものがほとんどです。都市によってシステムは異なりますが、多くの場合「乗車前に改札機または専用機でチケットを打刻(validate)する」必要があります。
これを怠ると罰金の対象となるため注意が必要です。地下鉄は日本と同様に路線図に従って利用できますが、バスは停留所の表示が分かりにくいことも。グーグルマップなどのナビアプリを活用すると迷わずに済みます。
また、多くの都市では1日乗車券や観光客向けの交通パスが販売されており、頻繁に移動する予定なら検討する価値があります。治安面では、特に混雑した車内ではスリに注意。貴重品は肌身離さず持つようにしましょう。
事前に目的地の最寄り駅名をメモしておき、困ったときは地元の人に「Scusi, dove è...?(スクージ、ドーヴェ・エ...?)」(すみません、〜はどこですか?)と尋ねれば、多くの場合親切に教えてくれます。
まとめ:イタリアショッピングモールを満喫するためのポイント
イタリアでのショッピングモール巡りは、単なる買い物以上の文化体験として旅の思い出に残ることでしょう。この記事で紹介したように、イタリアには多種多様なショッピングモールがあり、それぞれが地域の特色を活かした魅力を持っています。
北部の洗練された高級感あふれる施設から、中部の伝統と革新が融合したモール、南部の明るく開放的な雰囲気のスポットまで、訪れる地域によって異なる楽しみ方ができます。特におすすめの商品は、本場で手に入れるイタリアンブランドの洋服や革製品、そして日本では手に入りにくい食材です。
免税制度を活用し、閑散期を狙うことで、より効率的にお買い物を楽しむことができます。アクセス方法も把握して、限られた旅行時間を有効に使いましょう。
イタリアならではのショッピング体験が、あなたの旅をさらに豊かなものにしてくれるはずです。帰国後も、購入したアイテムを使うたびに、イタリアでの素敵な思い出がよみがえることでしょう。
この記事が、あなたのイタリア旅行をより充実したものにする一助となれば幸いです。Buono shopping!